この記事を読んでわかること

「むね肉を使った蒸し鶏」のレシピをご紹介しましょう。

「パサパサ」「硬い」といわれる鶏むね肉が、柔らかく、ジューシーに仕上がる一品です。

鶏むね肉は安くてたんぱく質が豊富ですからね。

上手く調理できれば食卓に上がる回数も増え、家計も助かるというもの。

では、どんな方法で調理すれば良いのか?

そして、一人暮らしの方必見のレシピとは?

 

では早速ご説明しましょう。

 

作り方は簡単。フライパン1つで楽々調理出来ます。

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使用するキッチン用品

では早速調理の準備をしましょう。今回使うキッチン用品は以下の通り。

  • まな板
  • 包丁
  • 計量スプーン
  • フライパン(26cm)*蓋付きのもの
  • ビニール袋
  • タッパー

 

使用する食材と調味料

使う食材は以下の通り。

  • 鶏むね肉   約400g

 

  • 水            大さじ2
  • 塩            大さじ1/2
  • 砂糖           大さじ1/2
  • こしょう         少々(お好みで)

むね肉:水:塩・砂糖=400g:大さじ2:大さじ1/2が目安です。

 

調理する手順

さて、調理の手順は以下の通りです。

 

  1. フォークや箸を使って、鶏むね肉に穴を開ける。
    (むね肉が厚い場合は、厚さが均等になるように開いておく。)
  2. 肉をビニール袋に入れ、水、塩、砂糖(こしょう)を入れて良く揉む
  3. 肉を冷蔵庫に1晩(7~12時間)おく
  4. フライパンに水を入れて沸騰させる。
  5. 肉を入れ、1分間茹でたら火を止める
  6. そのまま30分間放置する。(余熱で火が通る。)
  7. フォークや箸で肉を刺して透明な肉汁で出れば出来上がり。

 

では早速作ってみましょう。

 

むね肉の蒸し鶏を作る時の下準備~タッパー、まな板の除菌~

出来上がったらタッパーに入れて「作り置き」です。

冷蔵庫に保存する目安は、3日間程度。

下準備としてタッパーの除菌は念入りにしておきましょう。

 

 

同じように、まな板も除菌しておきます。

 

食中毒対策には十分に気を配りましょう。一人暮らしで食中毒は…、辛いから。

写真の除菌スプレー(ドーバーパストリーゼ77)は、アルコール度数77度

しかも、直接食品に噴霧もOKな優れモノ。

非常に重宝しています。

 

鶏むね肉を軽く水洗いする

トレーの底には、むね肉から出た水が溜まっていることがあります。

そのまま調理すると鶏の臭みが残るので、水で肉を軽く洗いましょう。

 

鶏むね肉に穴を開ける

フォークや箸を使って、鶏むね肉に穴を開けます。

調味液を全体に浸透させるためです。

 

鶏むね肉を薄く開く

鶏むね肉を横から見た画像です。厚みが全く違いますよね。

薄い部分には先に火が通ってしまい、どうしてもパサつきがち。

そこで、むね肉の厚みを均等にしておきます。

 

赤線の部分に包丁を入れ、それぞれの矢印方向に開いていきます。

 

まずは縦に包丁を入れ…。

 

青矢印方向に開いたのが、下の画像です。

 

同じように赤矢印方向にも開いておきましょう。

開き終わったら、ビニール袋に調味液を入れて漬け込みます。

 

鶏むね肉を調味液に漬け込む

穴を開けて薄く切った鶏むね肉はビニール袋に入れ、調味液に漬け込みましょう。

その後冷蔵庫に保管。

 

一晩(7~12時間)漬け込んだ鶏むね肉は、見た目も触感も違ってきています。

なお、肉の漬け込みですが、洗い物は少なくしたいのでビニール袋を利用しましょう。

一人暮らしなら、洗い物を少なくしたいですから。

 

フライパンで茹でる

フライパンに水を入れ、沸騰させます。

水の量は、鶏むね肉が全て浸かるくらい。

 

水が沸騰したら、冷蔵庫から取り出した鶏むね肉を入れましょう。

茹でる時間は約1分。約1分が経過したら、火を止めます。

 

茹でたら30分間放置して火を通す

完全に火が通るほど加熱し続けると、鶏むね肉が硬くなります。

完全に火が通る前に火を止めましょう。
(その時間の目安が約1分ということです。)

 

下の画像は丁度1分茹でた状態のもの。ここで火を止めてしまいます。
(画像ではわかりにくいですが、厚みのある部分はまだピンク色です。)

 

火を止めてから蓋をして30分放置し、余熱で火を通しましょう。

 

30分経った状態のものがこちら。

 

 

箸を刺してみて、透明の肉汁が出てくれば中まで火が通った証拠。

肉汁がピンク色をしているようであれば、もう少し過熱してください。

なお、茹でた汁には卵や野菜を入れて、スープとして美味しくいただけます。

勿体ないから捨てないでくださいね。

 

鶏むね肉を柔らかくするコツ

鶏むね肉は、【豊富なたんぱく質】【低カロリー】【安い】の3拍子が揃った食材。

とはいえ最大のネックが、「加熱するとパサパサになる!」こと。

 

そんな鶏むね肉を美味しくいただくためのコツが、

  • 砂糖

を使って調理することなんですよ。(片栗粉をまぶして茹でればさらに良し!)

 

下準備は、これらの調味料を鶏むね肉に揉みこんで、冷蔵庫に一晩おくだけ。

水や塩、砂糖がそれぞれ良い仕事をし、鶏むね肉を柔らかくしてくれます。

 

ポイント!

水+塩+砂糖をむね肉に揉みこむことで、加熱しても柔らかく仕上がります。

水 : 肉に水分を含ませることで、しっとり・ジューシーに仕上がります。

塩 : 保水性があり、肉が含んだ水分を閉じ込めてくれます。

砂糖: 水分を吸着する役割があるので、水分を逃しません。

一人暮らしの台所にもある調味料で、あの鶏むね肉がこれほど柔らかくなるんですね。

是非一度お試しください。

 

一人暮らし向きの茹でた鶏むね肉のレシピ

塩で味付けした鶏むね肉は、そのままでも美味しいものです。

とはいえ、他の食材と合わせることで、一人暮らしの食卓も豊かになりますね。

 

茹でた鶏むね肉ともやしのマヨ醤油サラダ

茹でた鶏むね肉と、茹でたもやしをマヨ醤油で味付けしたサラダ。

安いもやしと、冷蔵庫には常備のマヨネーズ、醤油を使っています。

お財布にも優しい一品。(赤い点は七味唐辛子です。)

もやしは食感を残したいので、沸騰したお湯で30秒だけ茹でました。

もやしの水分は良く切ってから、マヨネーズや醤油で味付けしてくださいね。

 

茹でた鶏むね肉としめじのパスタ

パスタのトッピングとして、茹でた鶏むね肉としめじを使います。

パスタと一緒にしめじも茹でてしまえば、手間もかかりませんから。

しめじも1年間安定した価格で販売されているので、お財布に優しい一品といえるでしょう。

味付けですか?「塩+オリーブオイル」でも、「マヨネーズ+醤油」でも。

 

ざるにあけてお湯を切ったら、もう一度フライパンに戻します。

お皿を汚して洗い物を増やしたくないですから。

おシャレなお皿に盛り付ければ見栄えも良いのでしょうが。

まぁ、リアルな一人暮らしってこんなもんでしょ。

 

鶏丼

温かいご飯の上に、薄くスライスした鶏むね肉をトッピング。

その上から、お好みのたれ(「焼き肉のたれ」や「マヨ醤油」、「麺つゆ+みりん」)をかけるだけ。

時間とお金の節約になる丼物です。

 

下の画像は、

左:「麺つゆ+みりん」のたれに漬けた「鶏むね肉の照り焼き丼」

右: 同上 (カロリーを高くして食べたい時のマヨかけバージョン)

 

なお、「麺つゆ+みりん」ならば、それぞれの分量は鶏むね肉100gに対し、以下の通り。

混ぜ合わせたうえで加熱し、鶏むね肉に漬けてお召し上がりください。

  • 水          大さじ1
  • 麺つゆ(3倍濃縮)   大さじ1
  • みりん        大さじ1と1/2
  • 油          大さじ1/2

油を入れることで照りとコクが出ます。ご参考まで。

 

まとめ

最後に、「むね肉の蒸し鶏」の調理手順をもう一度。

 

  1. フォークや箸を使って、鶏むね肉に穴を開ける。
    (むね肉が厚い場合は、厚さが均等になるように開いておく。)
  2. 肉をビニール袋に入れ、水、塩、砂糖(こしょう)を入れて良く揉む
  3. 肉を冷蔵庫に1晩(7~12時間)おく
  4. フライパンに水を入れて沸騰させる。
  5. 肉を入れ、1分間茹でたら火を止める
  6. そのまま30分間放置する。(余熱で火が通る。)
  7. フォークや箸で肉を刺して透明な肉汁で出れば出来上がり。

 

ご飯のおかずとしても、つまみとしても美味しい「むね肉の蒸し鶏」の完成です。

 

最後に

美味しいものが出来ても、直ぐに悪くなってしまっては食材も作る時間も無駄にするだけ。

そして、万一悪くなったことに気付かずに口にしてしまったら…。

そんなことにならないように、食中毒対策はしっかりとしましょう。

こちらはアルコール度数77度しかも食品に直接噴霧してもOK!の除菌スプレーです。

 

使い勝手が良く、丈夫で長持ちするフライパンは、一人暮らしの自炊に必須の品です。

ガスのみに対応するものと、IHにも対応するものの2種類ありますのでご注意を。

 

なお、使用頻度の高い調理器具だからこそ、「安物買いの銭失い」はしたくない。

そんなあなたにおすすめのフライパンは、こちらの記事でご紹介しています。

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この記事が、あなたの健康維持・増進のお役に立てば幸いです。

 

 

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