カレー、おでん、肉じゃが、肉豆腐、豚の角煮等々。
煮込むほどに味が深まる一品は、料理する方々にとって腕のふるいがいがありますよね。
そんな方々のための便利な調理器具が、【シャトルシェフ】。
口コミでも、短時間で、火加減を気にすることなく調理できると人気の代物です。
とはいえ、使っている方々の口コミには、どんなものがあるのか?
そして、私が実際に使って感じたこととは?
この記事は、シャトルシェフの購入を検討している方のために書きました。
「保温調理器【シャトルシェフ】」は聞いたことはあるけど、実際どうなの?というあなた。
参考にしていただければ幸いです。
さて、調理している時にこんなことを感じた経験はありませんか?
- 「とろけるような口当たりのお肉が入ったカレーやシチューが食べたい。」
- 「調理時間を少しでも短くして、浮いた時間で別のことをしたい。」
「でも、火を使っている時に目を離す訳にはいかないし…。」 - 「短い煮込み時間で具材が柔らかくなる方法が知りたい。」
- 「ガス代を節約する方法ってないのかな?」
保温調理器って、火を見ている必要がないのが良いわよ。
「シャトルシェフ」を使えば具材は柔らかく仕上がるし、【時間】も節約できるね。
タップできる【目次】
シャトルシェフとはどんな調理器具なのか
初めに、シャトルシェフがどんな調理器具なのかを、改めてご紹介しておきましょう。
そもそもシャトルシェフを使った保温調理とは、余熱を利用して調理する方法。
つまり、加熱して沸騰させた調理鍋を火からおろした後、余熱を利用して調理を仕上げるものなんです。
その保温調理が出来る「保温調理器」の代表的なメーカーが、【サーモス株式会社】。
そして製品名が【シャトルシェフ】という訳ですね。
下の写真は、開封したばかりのシャトルシェフ。
構造はこうなっているんですよ。
オレンジ色の「保温容器」+上ぶた、把手が付いている「調理鍋」。
下の写真が保温容器です。調理した鍋を入れる「器」ですね。
この保温容器は「真空断熱構造」になっており、
火からおろした鍋を余熱でじっくり煮込むことができるんです。
保温容器の上ぶた。
この上ぶたも断熱構造になっており、
保温調理中の熱を逃さないようになっているとか。
こちらが調理鍋。
この鍋で食材を加熱したうえで、保温容器に移せば良いんですね。
鍋の内側はフッ素コーティングされているので、焦げ付きの心配は無用です。
シャトルシェフと他の調理器具と比較する
ここで、シャトルシェフと他の調理器具をランク付けしてみましょう。
なお、「時短」や「節約」は言葉の通りです。
「手間」とは、主に準備や後片付け(洗い物)を指しますので。
-
シャトルシェフ
時短:4.0
節約:4.5
手間:5.0
総合評価:4.5
-
圧力鍋
時短:5.0
節約:4.5
手間:3.5
総合評価:4.0
-
フライパンや鍋
時短:2.5
節約:4.0
手間:5.0
総合評価:3.5
その理由について、私が感じたメリット・デメリットも含めて表にしてみました。
(家族と同居していた時は、圧力鍋もシャトルシェフも使っていましたので。)
シャトルシェフ | 圧力鍋 | フライパン&鍋 (フッ素コーティング) |
|
---|---|---|---|
特徴 |
|
|
|
メリット |
|
|
|
デメリット |
|
|
|
こうしてみると、シャトルシェフ=(「テフロン加工のフライパンや鍋」+「圧力鍋」)÷2といった感じでしょうか。
圧力鍋のように洗い物が多くないことや、
フライパン&鍋のように長時間火のそばにいる必要がないこと。
シャトルシェフを買う大きな理由は、この2点になりますよね。
シャトルシェフが料理を美味しくする理由
続いては、「なぜシャトルシェフが料理を美味しくするのか」という、理由について。
ご理解いただくために、シャトルシェフの基本的な利用法からご説明しますね。
-
食材を調理鍋に入れ、食材や煮汁と共に加熱・沸騰させる。
沸騰時間は、シャトルシェフのサイトにレシピ(以下レシピ)がありますので参考にします。なお、味付けは加熱時点で済ませておきます。
-
沸騰させた調理鍋を保温容器に移し、余熱で火を通す(煮込む)。
「余熱で火を通す」点が重要なんですね。レシピに従って保温時間を決めたら、その間はむやみにふたを開けず、放置が基本です。
-
レシピの保温時間が過ぎたら出来上がり
保温時間を超えても保温容器に入れておくと、保温機能によって料理はさらに煮込まれていきます。
煮込み料理って、弱火で長時間煮込むもんだと思っていたけど。
そうよね。でも、必要以上に高温で長時間加熱すると、食材の香りや旨みも減ってしまうのよ。
へぇ。余熱でじっくり火を通すから、素材本来の美味しさや栄養を逃さないってこと?
そう。鍋の温度がゆっくり冷めると同時に味がしっかり染み込んでいくから、美味しく仕上がるのよ。
★ 鍋を火にかけ続けることなく余熱でじっくり煮込むので、煮くずれせず、素材本来の風味や旨みを生かしながら味がしみこむ。
余熱で火を通すから、味が染み込んで美味しくなるんですね。
加えて、食材も柔らかくなる訳です。
シャトルシェフは、「一石二鳥」な調理器具なんですね。
シャトルシェフを使った感想
ここでは、私がシャトルシェフを使った感想についてお伝えします。
こちらをご覧ください。
スープカレーを作った時の、「鶏手羽元」と「にんじん」です。
スプーンで切ってみましたが御覧の通り。
鶏肉はホロッホロ、にんじんは甘くてホクホクに仕上がりました。
味もしっかり染みていますし、それでいて煮込んだ時間は5分程度ですからね。
5分間煮込んであとは2時間(公式レシピでは1時間)ほど放置。
それだけで、具材がここまで柔らかくなるんですから。
また、料理で使うのは本体の鍋だけ。
そのため、洗い物も少なくてらくちんです。
この買い物には大満足です。
シャトルシェフを使った私の感想は以下の通り。
- 火にかけて煮込む時間は短くても、「保温調理」することで具材が柔らかく仕上がる。
- 洗い物が少なくて楽。
シャトルシェフの口コミ
私の個人的なだけでは物足りないですよね。
ということで、使った方々の口コミを挙げてみましょう。
シャトルシェフの悪い口コミ
まずは「悪い口コミ」を、Amazonのカスタマーレビューから。
評点が1~3のものを抜粋しました。(赤文字部分は筆者によるもの。)
- 冬には6時間程度でほぼ常温になっており、手羽元はトロトロにならなかった。
- 肉類は、火からおろした時と変わらない状態。
- 夏場にカレーを作って放っておいたら、数時間後には腐り始めている匂いがした。
- 食材の旨味を引き出すには温度が低く、味を馴染ませたり染み込ませたりするには温度が高い印象。
サツマイモやジャガイモなどが煮くずれることなく柔らかくなるため便利です。冬のせいなのかわかりませんが、6時間後にはほんのり温かい程度のほぼ常温になっており、手羽元はとろとろにまではなりませんでした。長時間煮込む必要がある料理については途中再加熱が必要なようです。
保温調理器と云うのがそもそもそんなものなのかも知れませんが、肉類は火からおろした時と変わらない状態です。数時間後でも確かにかなり熱々の状態ですが、火にかけ続けて肉がほろほろになるのと同じ効果はありません。単に電気を使わずに保温するためのものです。夏場にカレーを作って放っておいたら数時間後に開けたときには既に腐り始めている匂いがしていて、火にかけ続けるのとはかなり違うようです。
食材の旨味を引き出すには温度が低く、味を馴染ませたり染み込ませたりするには温度が高い印象。1,2時間置いただけでははっきりしない味になる。一晩置いとくとかする料理だと緩やかに温度が下がっていくので味の染み込みがよく効果があるような感じだが、一晩置くような料理はめったに作らないので出番が少ない鍋になってしまった。
結局、夕方料理した煮物などを鍋ごと保温して置くのに使っている。
具材を入れて一度沸騰させてから、保温調理器に移すと柔らかくなったけど。
沸騰させるのが肝ね!鶏肉は特に柔らかくなるわ。
腐り易いの?っていう口コミはあったけど…。取説に注意書きがあったよ。
要は、レシピサイト通りに作れば良いのね!
悪い口コミの中には、取説を読めば解決するものもあるようですね。
シャトルシェフの良い口コミ
続いては「良い口コミ」を。
- 煮込む料理(おでん、どて焼き、ポトフ)が簡単に作れる。
- 火の加減を見続けることなく、好きなことが出来る。
煮込み料理が楽ちんにできます #シャトルシェフ 千円以下アート宣言 : 時短&節約→キッチングッズシャトルシェフで幸せ煮込み料理生活 https://t.co/tFKlMcswUT
— いちじく舞 (@ichijiku_mai) November 19, 2016
回し者でもPR記事でもなく、ただただ #シャトルシェフ がめちゃくちゃいい鍋ッ!!と伝えたいだけの漫画です。
ショボい料理写真ですが、本当に帰宅してアツアツの煮物があるのが嬉しいです…。https://t.co/T0CAOB7zbr#ババアの漫画 pic.twitter.com/Nd6jcR0dC2— ババア、育児をする (@baba_ikuji) November 2, 2019
料理が苦手でも、めんどくさがりでも大丈夫!
シャトルシェフを使えば「どて焼き」は簡単だった https://t.co/JmDupy27uP#シャトルシェフ#THERMOS#どて焼き— つっちー雨子@ゲスの極みおばさん (@tsucchi_ameko) February 20, 2018
ポトフ好きの男子チームに。
小玉のキャベツだから半分にカットして 保温調理鍋でラクチン😊
#シャトルシェフ が便利やでー💕 pic.twitter.com/kveLA0Jo9N— おたまじゃくしはは (@otamajyakushis1) February 28, 2018
火はついてない。安心してシャワれる。でも煮込み中。#シャトルシェフ pic.twitter.com/OI3esPpsbk
— あなこ@六四天安门/深圳的G37029259支持港独/MAKE OPPAI GREAT!! (@__wCloverAnaco) February 23, 2015
煮込む料理には便利な調理器具だね。
一度沸騰させれば放っておけるし。保温時間は注意だけど。
浮いた時間は好きなことが出来る!
シャトルシェフのメリット
ここで、改めてシャトルシェフのメリットをまとめてみました。
シャトルシェフは時短が出来る
まずは、シャトルシェフと他の調理器具のそれぞれにかかる調理時間の目安を比較してみましょう。
調理器具/料理 | カレー | おでん | 肉じゃが |
---|---|---|---|
シャトルシェフ | 5分 | 10分 | 7分 |
圧力鍋 | 2分 | 5分 | 3分 |
フライパンや鍋 | 20~30分 | 30~45分 | 15~20分 |
*シャトルシェフの調理時間は付属のレシピ冊子から引用。
フライパンや鍋、圧力鍋の調理時間は、メーカーサイトから抜粋。
ご紹介の「シャトルシェフ」を使えば。
あなたが火の様子を見るのは、食材を入れた鍋が沸騰して食材に火が通るまで。
長くかかっても10分程度でしょう。
煮込む料理(カレー、おでん、肉じゃが等々)は、例外なく時短になります。
例えばカレーをシャトルシェフで作ったとして。
フライパンや鍋で作る場合に比べて、約20分は時間が浮くわけですよ。
20分という時間を何に使いますか?
- 空いたガスレンジを使ってもう一品作る。
- 健康維持のために、軽くジョギングをする。
- ダレることなく集中して資格取得の勉強をする。
火のそばにいる必要もないし、吹きこぼれや焦げ付きの心配も無用。
安心して20分という時間を自由に過ごすことが出来るのです。
シャトルシェフは洗い物が楽
「圧力鍋の調理時間が最も短いぞ」とお考えのあなたへ。
圧力鍋は洗うのが大変なんですよ。
フライパンや鍋、シャトルシェフに比べて洗うパーツが多いので。
圧力鍋を使うたびに洗うパーツのことまで考えると…。。
それだけで面倒になってしまうんですよね。
実際に、私の家ではそれが理由で圧力鍋を手放しましたから。
前述の通りシャトルシェフは、料理で使うのは本体の鍋だけ。
そのため、洗い物も少なくて楽チンなんです。
シャトルシェフは省エネが出来る
調理時間が短くなれば省エネにつながります。
当然ガス代の節約にも!と思いますよね。
東京ガスでは「あくまでも目安」としつつ、1時間当たりのガス料金の目安を開示しています。
(平成28年9月時点の一般ガス契約料金(基本料金含まず)です。)
それによれば、
強火:約25.7円
中火:約14.5円
弱火;約3.3円
とのこと。
カレーは中火、おでんは弱火で煮こむので一概には言えませんが。
仮にカレーで20分の時間短縮が出来れば…。
1回の調理で約5円(14.5円/3)の節約になるという訳です。
ちょっと微妙ですが、確かに節約にはなりますね。
シャトルシェフを使えば大切な時間が浮く
そもそも「時間」は、あなたにとって以下のような意味があるはず。
- 仕事の疲れを癒す。
- 趣味の〇〇をする。
- 健康維持のために〇〇をする。
これらのことが、自炊するためにつぶれる。火のそばから離れられないために。
あなたは、毎日仕事に追われてゆっくりする時間が取れない。
忙しい毎日を送りながらも、自己投資(休息、健康維持、勉強等々)が必要だとお考えなのに。
そんなあなたにとって、時間は何よりも貴重な資源。
シャトルシェフを使えば、他の調理器具と比べて必ずその時間を増やすことが出来る。
なかなか魅力的な調理器具だと思いませんか?
シャトルシェフのメリットは、以下の通り。
- 時短が出来る。(あなたの大切な時間を浮かすことが出来る!)
- 洗い物が少なくて楽が出来る。
- ガス代の節約が出来る。
シャトルシェフのデメリット
個人的にはあまりデメリットを感じていませんが…。
あえてあげるとすると、「一度にたくさん作る必要がある。」ことですかね。
シャトルシェフのサイトにも、「調理を始める前のご注意」があるんですよ。
その中にこんな記載が。
分量を減らすとき
材料が煮汁に十分ひたるようにしてください。
また、分量は最低2人分以上としてください。
どうしてもたっぷりと作る必要があるんですね。
ただ、モノは考えようでして。
沢山作れば美味しくなるのは、カレーやシチュー、おでんで言われること。
それに、一人暮らしは「作り置き」が基本ですからね。
シャトルシェフだったら煮返す(なべを再加熱する)ことも出来ますし。
たっぷり作ることが大きなデメリットにはならないかと。
私が感じるシャトルシェフのデメリット(?)は、以下の通り。
- たっぷりと作る必要がある。
ただ、一人暮らしは「作り置き」が基本。
煮返す(なべを再加熱する)ことも出来るシャトルシェフなら、大きなデメリットにはならない。
シャトルシェフのレシピ一覧
実際に使った経験から、個人的な順位付けをしてみました。
個人的順位 | メニュー | 写真 |
1位 | スープカレー | |
2位 | 豚の角煮 | |
3位 | おでん | |
4位 | 牛すじ肉入りカレーライス | |
5位 | キャベツと豚肉の重ね煮 |
最後に シャトルシェフで時短を実現したあなたの未来
最後になりましたが、あなたに想像していただきたいことがあります。
それは、シャトルシェフを手に入れて「時短」を実現したあなたの未来の生活。
「時短」が可能なシャトルシェフがあれば。
あなたは火の心配(吹きこぼれや焦げ付き)をせず、時間を有効活用出来るのです。
- 業務に必要な資格の勉強をする。
- 自宅で出来る副業に励む。
- 仕事の疲れを癒す。
- 趣味の時間にあてる。
- 健康維持のためにジョギングをする。
時間を自己投資に使ったあなたの未来は、どんな変化があると思いますか?
想像すると、ちょっとワクワクするものを感じますよね。
そんなあなたの、ワクワクする未来を手に入れるためにも。
時短が可能なシャトルシェフはおすすめです。
良い口コミは本当だった!
シャトルシェフを使えば、煮込み時間を大幅に短縮できる。
おでん、豚の角煮、(スープ)カレーは、煮込む時間が短くても具材が柔らかくなる。
長時間加熱する必要がないから、焦げ付きの心配は全くなし。
圧力鍋より手間がかからないし、フライパンより時間短縮になる。
シャトルシェフは【超便利】な調理器具だっ!
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