こんにちは。単身赴任中の中年ビジネスマン、よしみつです。

当記事に訪問いただきまして有難うございます。

 

この記事をまとめると…

野菜ジュースの効果について調べた結果をご紹介します。

 

「野菜ジュースで野菜不足を解消しましょう。」

「野菜ジュースでは野菜不足は解消しません。」

相反する意見が沢山のサイトで見られるわけですが、本当はどうなんだ、と。

 

野菜ジュースが持つ栄養素にはどんなものがあるのか?

そして、野菜ジュースは我々の健康に効果があるのか?

 

あなたは一人暮らしの食生活で気になることはありませんか?

特に外食中心の食生活を送っている場合ですね。

そう、【野菜不足】ですよ。

 

何とか簡単で手軽に野菜不足を解消する手段は無いものか?

そこで思いついたのが、【野菜ジュース】の利用でした。

 

この記事では、野菜ジュースが野菜不足の解消に効果があるのかを、3つの観点から検証しました。

そして得た結論は以下の通りです。

 

結論!

野菜ジュースを飲んでも、野菜不足は解消しない。

ただし、何もしないよりも野菜ジュースは健康維持に役立つ。

 

では、もう少し詳しくご説明しましょう。

なお、下の表はスライドします。内容が切れてしまう場合はスライドさせたうえでご確認ください。(お手数をおかけしてすみません。)

 

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野菜ジュースは野菜不足を解消するのか

検証に当たっては野菜で摂れる代表的な栄養素を考慮し、以下の3点の仮説を立てて調べました。

 

  • 野菜ジュースはビタミン補給飲料として役に立つか。
  • 野菜ジュースは食物繊維補給飲料として役に立つか。
  • 野菜ジュースは野菜不足を解消するか。

 

では、それぞれについて調べた結果をご紹介します。

 

野菜ジュースはビタミン補給飲料として役に立つか

野菜ジュースのパッケージには栄養成分表示があります。

それを見ると、ビタミンCやE、Kの他β-カロテンやリコピン等が含まれていることがわかります。

あくまでも補助としてですが、野菜ジュースでもビタミンを補給することは出来るのです。

 

入手した2種類の野菜ジュースについて、ビタミンがどれくらい含まれているか。

以下の通りまとめてみました。

サンプルは、

  • 伊藤園さんの「毎日きっちり栄養バランス 1日分の野菜」
  • KAGOMEさんの「濃厚野菜不足に飲むサラダ! 野菜一日これ一本」

の2つです。

 
ビタミン/メーカー名 伊藤園 KAGOME 代表的な野菜100当たり
ビタミンA 490~1,370μg 270~1,400μg 730μg/茹でたニンジン
ビタミンC 60~155㎎ 0 79㎎/油炒めピーマン
ビタミンE(*) 1.1~4.6㎎ 2.7㎎ 4.2㎎/冷凍カボチャ
ビタミンK 3~15μg 11μg 460μg/茹でた春菊

*ビタミンEの大部分がα-トコフェロールであることから、ビタミンE=α-トコフェロールとして記載。

 

ビタミンAは野菜ジュースが優位ですが、それ以外のビタミンは野菜には敵いませんね。

野菜ジュースの味方をすれば、「ビタミンがバランス良く摂れる」のはメリットかと。

 

結論!
野菜には及ばないが、野菜ジュースからビタミンは補給できる。ビタミン補給飲料になる。

 

 

野菜ジュースは食物繊維補給飲料として役に立つか

野菜ジュースには食物繊維も含まれています。

前述の伊藤園さんとKAGOMEさんの野菜ジュースにはどれ位含まれるのでしょうか。

メーカー名 伊藤園 KAGOME 代表的な野菜100当たり
食物繊維 0.9~3.1g 1.1~2.9g 6.1g/茹でたごぼう(*)

(*)ごぼうに多く含まれるのは、水溶性食物繊維。

 

食物繊維においても、野菜ジュースは野菜には敵いませんでしたね。

それに、食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類がありますが、どちらの食物繊維が野菜ジュースに含まれているのかまでは分かりません。

 

とは言っても、気軽に飲める野菜ジュースにもそれなりの価値はあるのかなと思いますね。

 

結論!
野菜には及ばないが、野菜ジュースから食物繊維は補給できる。食物繊維補給飲料になる。

 

 

野菜ジュースは野菜不足を解消するか

これについては既に結論が出ているんですね。

野菜ジュースは野菜の代わりにはなりません。野菜ジュースを飲んでも、野菜不足は解消しないのです。

少々古い調査ですが、独立行政法人 国民生活センターが野菜ジュース類の商品テストを行っております。

その時の調査結果を抜粋してみました。

 

  • ビタミンA効力が、1日に摂る緑黄色野菜から期待される量(推定値)より多く含まれていた。
  • 食物繊維は、概して少なく、不溶性食物繊維は全く摂取できない銘柄もあった。
  • 普段家庭で摂取している緑黄色野菜とは、栄養成分のバランスが異なる。

 

この調査の後も野菜ジュースの新製品は発売されています。リニューアルもされているでしょう。

以前と比較して、野菜不足解消に、より効果的な野菜ジュースが開発されているかもしれません。

でも、限界もあるようですね。

 

実際に、現時点で販売されている野菜ジュースの包装を見てみます。

そこにはメーカーさん側も「野菜ジュースは野菜不足を完全には解消しない」点を理解している文言が。

メーカーを代表して、伊藤園さんとKAGOMEさんが生産する野菜ジュースの包装に書かれた【ただし書き】を記載しておきますね。

まずは伊藤園さんから。

 

野菜をしっかり食べることが理想的ですが、不規則な食生活で野菜が不足しがちな方にお勧めします。

 

続いてはKAGOMEさん。

 

野菜飲料は原料野菜の全成分を含むものではありませんが、不足しがちな野菜を補うためにお役立てください。

 

もっとも、上記の【ただし書き】はうっかりすると見落としてしまうような小さな字です。

それ以上に大きく「1日分の野菜」や「野菜一日これ一本」が書かれていましたが。

 

結論!
野菜ジュースを飲んでも、野菜不足は解消しない。

 

 

野菜ジュースを飲むメリットはあるか

  • 野菜ジュースはビタミン補給飲料として役に立つか。
  • 野菜ジュースは食物繊維補給飲料として役に立つか。
  • 野菜ジュースは野菜不足を解消するか。

 

以上の3点について調べた結果をご紹介しました。

この結果を受けて、野菜ジュースをどのように位置付けるか考えてみたいと思います。

はっきり言えば、野菜ジュースを飲むメリットはあるのか?ということです。

 

多品種の野菜を摂ることが出来る

伊藤園さんとKAGOMEさんの野菜ジュースのパッケージを見ると、どちらも30品目の野菜を使っていることになっています。

野菜ジュース以外で、これだけの種類の野菜を摂る方法ってありますか?

一人暮らしの身であれば、30種類の野菜を準備するだけでも大変ですよ。

30種類の野菜を手軽に摂れる野菜ジュースって、結構ありがたい存在じゃないですか。

 

確かに野菜ジュースは、野菜には敵いませんでした。

でも、「野菜不足だが、何も対策を立てていない」よりも、「野菜不足だから野菜ジュースを飲む」方が、健康維持には役立つでしょう。

 

いつでもどこでも野菜を摂ることが出来る

朝から夜遅くまで仕事をし、時には会社の仲間たちと飲みに行く不規則な生活。

そんな生活をしている一人暮らしの身にとって、いつでもどこでも手に入る野菜ジュースは非常に便利なものです。

手軽に野菜の栄養素が摂れる野菜ジュースは、一人暮らしの健康維持には役立つと思いますね。

 

ある程度の栄養素が摂れる

ビタミンや食物繊維の栄養素比較でご覧になった通り、野菜ジュースは野菜には敵いませんでした。

しかしながら、ある程度のビタミンや食物繊維が摂れるのは事実です。

しかも、バランスよく、お手軽に

そもそもビタミンや食物繊維は、一人暮らしの身には不足しがち。

「ある程度の栄養素」とはいえ、野菜ジュースは健康維持に貢献してくれるのではないでしょうか。

 

この主張を裏付けるものとして、厚生労働省の健康情報サイトから引用します。

 

最近ではファストフードも日々進化し、野菜を多く食べることができるような、サラダ・スープ・味噌汁などのサイドメニューも豊富になってきています。メインメニューのサイズを小さくした分、そのようなサイドメニューをプラスしてみてはいかがでしょうか。野菜にはビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素が含まれていますので、栄養のバランスもぐんと良くなります。また飲み物では、砂糖の含まれていないようなお茶や野菜ジュースなどを選択するのも良いでしょう。

引用:厚生労働省 e-ヘルスネット ファストフードのエネルギー(カロリー)

 

ファストフードを例に挙げていますが、外食は栄養が偏りがち。

少しでも健康に気を遣うのであれば、外食の時でも出来る限り野菜をとりましょう、ということですね。

そして、飲み物ではお茶や野菜ジュースが良いという指摘です。

 

野菜ジュースの役割を理解する

今までの検証から、野菜ジュースが野菜不足を解消するためにある程度は期待できることが分かりました。

残念ながら、「野菜ジュースを飲んだから大丈夫!野菜不足は解消できている。」とはいきませんでしたが。

 

前述の独立行政法人 国民生活センターによる調査結果の一文をご紹介します。

 

  • 生野菜からの栄養摂取を中心として、野菜系飲料は食生活の補助的なものとして使用するのが望ましい。

 

野菜ジュースの役割は、あくまでも食生活の補助だと割り切れば良いということですね。

野菜不足解消にはなりませんが、何もしないよりも野菜ジュースは健康維持に役立つよ、といったところでしょう。

 

野菜は本当に必要なのか

そもそも私たちが野菜を必要とする理由は何でしょうか?

「野菜を食べなさい」と言われてきたものの、本当に必要なのかをはっきりさせねば。

ということで、野菜に含まれる栄養素の面から、野菜が必要か否かを考えてみます。

 

ビタミン

野菜の栄養素と聞いて思い浮かべる物の1つが「ビタミン」ですよね。

野菜に含まれるビタミンの種類と働きを以下の通りまとめてみました。

 

ビタミンの種類 ビタミンの働き 栄養素を含む主な野菜
ビタミンA
(β-カロテン)
  • 細胞を強化して体の抵抗力を高める栄養素。
  • 活性酸素の働きを抑えて粘膜を強化するため、風邪などの感染症から体を守る。
  • 成長、生殖機能維持、上皮細胞の正常化に関係するので、不足は骨や歯の発育不全、皮膚や粘膜上皮の角質化を招き、細菌への抵抗力が低下する。
  • β―カロチンの血中濃度が低いほど、肺ガンの発生率が高まるとの疫学的報告がある。
  • にんじん
  • ほうれん草
  • 春菊
  • にら
  • かぼちゃ
ビタミンC
  • 骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物。
  • ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがある。
  • 抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防や老化防止に有効である。
  • 制ガン作用として効果が期待されている。
  • ピーマン
  • にがうり
  • ブロッコリー
  • カリフラワー
  • さやえんどう
ビタミンE
  • 筋肉の緊張を和らげ、末端の血液循環をよくする。
  • ビタミンCとともに細胞に含まれ、活性酸素から細胞を守る。
  • ビタミンAやカロチノイドなど他の抗酸化物質の酸化を防ぐ。これにより、細胞の老化を防ぎ、動脈硬化や白内障の予防効果が期待されている
  • 血中のLDLコレステロールの酸化を抑制したり、赤血球の破壊を防いだりする作用もある 。
  • 枝豆
  • かぼちゃ
  • ほうれん草
  • にら
  • モロヘイヤ
ビタミンK
  • 出血した時に血液を固めて止血する因子を活性化する。
  • ビタミンKはビタミンDとともにカルシウムによる骨の石灰化に関係し、骨粗鬆症の予防に効果がある。
  • 春菊
  • にら
  • 小松菜

引用:農畜産業振興機構 企画調整部 野菜ブック 野菜の栄養素と機能性成分

 

上記の表をご覧になってどんな感想をお持ちでしょうか。

これらのビタミンの中には、野菜以外の食材から摂ることが難しいモノも少なくありません。

そして、ビタミン類によって我々の健康が保たれている面が確かにあるのです。

 

食物繊維

食物繊維もまた、野菜に多く含まれる栄養素ですよね。

食物繊維は低カロリーで肥満の予防にもなるので、生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化等)の予防に効果があります

改めてその働きと、この栄養素を多く含む野菜を挙げておきましょう。

ちなみに、食物繊維は「第六の栄養素」ともいわれ注目されているんですよ。

食物繊維の種類 それぞれの働き 栄養素を含む主な野菜(菌類)
水溶性食物繊維
  • 水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になる。
  • コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値も低下させる。
  • 小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果がある。
  • ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もある。
  • ニンニク
  • ごぼう
  • おくら
  • サツマイモ
  • 春菊
  • なめこ
不溶性食物繊維
  • 不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の容積を増やし、排便をスムーズしてくれる。
  • 有害物質を吸着させて、便と一緒に体の外に排出するため、腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らす効果がある。
  • しいたけ
  • ぶなしめじ
  • えのきだけ
  • 枝豆
  • まいたけ

引用:農畜産業振興機構 企画調整部 野菜ブック 野菜の栄養素と機能性成分

 

如何でしょうか。

野菜は健康のために重要な役割を果たしていましたね。

改めて野菜を摂ることの重要性・必要性をご理解いただいたものと思います。

 

野菜の摂取量はどの程度必要なのか

ところで野菜はどの位の量を摂れば良いのでしょうか。

実は国の政策としての目標値があるんですね。

以下は、厚生労働省のHPからの抜粋です。

 

  • カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミンなどの摂取は、循環器疾患やがんの予防に効果的に働くと考えられている。
  • しかし、特定の成分を強化した食品に依存するのではなく、基本的には通常の食事として摂取することが望ましい。
  • これらの摂取量と食品摂取量との関連を分析すると、野菜の摂取が寄与する割合が高い。
  • 平成9年で成人の野菜の1日あたりの平均摂取量は292gである。
  • 前述の栄養素の適量摂取には、野菜350~400gの摂取が必要と推定されることから、平均350g以上を目標とする

引用:厚生労働省 政策について 栄養・食生活

 

 

よしみつよしみつ

厚生労働省の指針として挙げられた【野菜摂取の目標値350g】をどう思われますか?

毎日平均350g以上の野菜を摂るのはちょっと難しいかもしれませんね。

 

野菜の栄養価から逆算して決まった摂取量

野菜の摂取量が平均で350g以上とされているのは、カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミンなどの摂取量から逆算したものなんですね。

ということは、野菜不足になればカリウム、食物繊維、抗酸化ビタミンも不足する、と。

結果的に、循環器疾患やがんになる可能性が高まるということです。

 

野菜が不足しても必要な栄養素を補う方法はないか

外食中心の食生活ですと野菜は不足しがち。

とはいえ循環器疾患やがんとはお近づきになりたくない!

だったら、手っ取り早く不足しがちな栄養素を【サプリメント】で摂ったらどうか?

 

誰もが考えることでしょう。

ですが、甘くはないようです。

 

特定の成分を強化した食品に依存するのではなく、基本的には通常の食事として摂取することが望ましい。

引用:厚生労働省 政策について 栄養・食生活

 

ですって。

そうなると残された手段は、「野菜ほど栄養は無いけれど、野菜から作ったジュース」ということになりませんか?

 

まとめ

残念ながら、野菜ジュースだけで野菜不足を解消しようとするのは難しいことが分かりました。

 

とは言っても、

 

  • 一度に多品種の野菜を摂ることが出来る。
  • いつでもどこでも野菜が摂れる。
  • ある程度の栄養素が摂れる。

 

といったメリットを見逃す手はないですよ。

 

それにね、多くの成人が野菜不足と想像される現状で、野菜ジュースの存在を無視するのは勿体ないこと。

上記3点は、いずれも私たちの健康にとってメリットとなることばかりじゃないですか。

だからこそ、野菜ジュースを「野菜が不足する食生活の補助」と割り切りましょう

 

私自身は、以下の記事の通り野菜ジュースの世話になっています。

野菜ジュースのおすすめ3点!飲み比べて分かった美味しい一品をあなたに 

 

私達の健康の補助材として、野菜ジュースを毎日の生活で利用しませんか。

野菜ジュースに含まれるビタミンや食物繊維は、一人暮らしの健康維持に役立つことが期待できるのですから。

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